労働問題に関するQ&A
訴訟の場合、1回あたりの時間は、15分~30分くらいであることが多いようです。その期日に何を行うかによっても変わりますが、いわゆる一般的な訴訟手続と異なるところはありません。期日ごとに書面や証拠を提出し、新たな主張を出し合って進行していくことになります。
訴訟手続において、もっとも時間がかかるとされる手続は、証人尋問です。原告、被告双方から証人に対して尋問がなされることになりますから、まとまった時間を必要とするのです。聴取事項が多いほど、証人尋問の時間も長くなっていきます。何を聴取するかにもよりますが、だいたい1~2時間程度かかるといわれています。
訴訟手続は、労働審判と比べて1回あたりの時間が短い点に特徴がありますが、それゆえにトータルでかかる時間は、労働審判よりも、はるかに長いものとなっています。
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